春といったらこれを言わねばっ!
世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
詠み人知らず(一応)
(この世の中にもし桜が全くなかったならば
私たちは春をのどかに過ごせるでしょうに
桜の花の散るのを惜しむ事がないのですから)
散ればこそ桜はめでたけれ 憂き世に何か久しかるべき
紀有常
(散るからこそ桜はますます賛嘆されるのです
そもそもこの憂き世に永遠に亡びないものなど
あるのでしょうか)
どちらも桜を称賛してる歌だけど
あなたはどちらが好きですか